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Top 10 Companies of Food Tech500

目次

フードテックの領域

農業
「スマート農業」や「アグリテクノロジー」とも呼ばれ、ICTを農業に活用することで農家の負担を軽減し、植物の生産を安定させることを目的とする。

水産業
会場養殖、陸地養殖など。
エビ養殖や海洋汚染などの環境汚染が深刻化する中で、クリーンな環境で養殖する技術に注目が集まる。

流通・配送
鮮度や輸送効率の悪さが問題に。ICTを活用して効率化をはかる。
飲食店から家庭への配送も課題。

中食・外食
最近、中食の需要が高まっている。 その結果、ケータリング業界の需要は落ちますが、それらに対応するため、ケータリングのコストを下げるための仕組みです。
サンフランシスコや中国では「マンレスレストラン」「ロボットレストラン」など、無人のレストランが注目。
無人レジも普及しており、メニューの注文から精算、払い出しまでを誰も介さずに自動化したレストランも注目されている。

新世代食品
テクノロジーが食そのものを変えつつある分野。
代替肉(代替タンパク質)を中心に、新しい機能性成分の開発も進む。

健康食品
不足する栄養素を補うサプリメント。

調理技術
料理の調理に関連して使用する道具のこと。
例えば、ロボットアームによる調理を支援するサービスや、食品の解凍で風味が損なわれるのを防ぐ解凍サービスなど。

コンシューマーテック
家庭用の調理技術。

FoodTech500

FoodTech500は、フードテックの企業をランキング化してTop500社を決めるコンテスト。

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ランキング方法

事業規模スコア

事業規模スコアは、財務パフォーマンス指標に基づいて事業の成長を予測する独自のアルゴリズムによって生成されます。
従業員数、資金調達ステージ、これまでの資金調達額、事業所数などです。事業規模スコアは、従業員数、資金調達段階、これまでの資金調達額、事業所数などの財務指標に基づき、独自のアルゴリズムで生成されます。
このアルゴリズムは、既に公開されている複数の急成長企業リストのテストセンターで制御されています。このアルゴリズムは、すでに市場に出回っている複数の急成長企業リストのテストセンターで管理されています。

デジタルフットプリントスコア

デジタルフットプリントスコアは、各企業のウェブサイトへのアクセス数、ソーシャルメディアのパフォーマンス、およびフォロー数の増加に基づき、企業のデジタルプレゼンス成長の予測として独自のアルゴリズムによって生成されます。このアルゴリズムは、検索エンジンにおけるウェブサイトのランキング、ウェブトラフィック、ソーシャルメディアのフォロワー数、トラフィック、エンゲージメントなど25以上の要素を考慮に入れています。

持続可能性スコア

フードテック企業に特化したビジネスの持続可能性への影響を測定するグローバルなフレームワークがないため、当社は、トリノ大学(イタリア)の経営学部の持続可能性の専門家と共同で、国連の持続可能な開発目標に基づく独自の調査と採点フレームワークを作成することにしました。

企業ジャンル

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企業ジャンルは、農業と次世代食品がツートップで、全体の半数以上を占める。フードロスやごみ処理の問題は、海洋プラスチックなどを含む。
デリバリーは宅配、企業間の配送など。

85カ国からエントリー、47カ国がTop500にランクイン
日本はランクイン企業なし

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Top10企業

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1位2位 infarm, Plenty

スコアトップのinfarm, Plentyは農業系。
この両者は「垂直農業」という、縦方向に畑を積み上げるシステムで野菜を生産。

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垂直農業は土地あたりの生産量が多くなるので、狭い耕作地で多くの生産量を挙げることができる。
結果として都市の近くで生産が可能になり、輸送コストやCO2の削減に貢献する。(フードマイルの削減)

一般的な農業では散布した水が土地に拡散するが、垂直農業では水の再循環が可能でロスが少ない。

閉鎖環境による農産が可能で、農薬、土壌汚染、土壌劣化のリスクを低減できる。

生育管理ができるので、オンデマンドでの農業生産が可能。スーパーで何日も並んでいるというようなことがなくなるため、食品廃棄物を削減し、賞味期限を延ばす。

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(c) Plenty.ag

infarmは水平の畑を何層も積み上げる形式。ミルフィーユ型。
Plentyは畑を90度回転したような形式で、耕作面が垂直に並ぶ、「緑の壁」のようなイメージ。甲子園のツタみたいな。植物は壁に沿って育てられる。
収穫や管理のときには、ロボットアームによって緑の壁がまた90度回転して、通常の畑のように展開される。

3位 Ynsect(インセクト)

インセクトという名前の通り、昆虫食の会社。
ミールワームを垂直生産して、タンパク質豊富な食料を生産する。

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http://www.ynsect.com/
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昆虫食はまだまだ抵抗感がある?
現在はペットフード、魚の養殖用の餌として開発。
ペット用のフードは牛豚鶏などの肉がベースになることもあるが、保存料などが大量に含まれる。ミールワームは乾燥させて保存ができるので、ペットの健康も期待できる。

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4位 Bensonhill

4位のベンソンヒルは大豆とエンドウ豆のイノベーション。
超高タンパク質の大豆品種の開発を行う。

水産養殖用の餌も生産。タンパク質が高く、オリゴ糖が少ない。

5位  Imperfect foods

パーフェクトではない食品という会社名。
フードロスにアプローチする企業です。
形の悪い野菜や加工時の切れ端、キャンセルされた食材、基準サイズにならなかったパスタを無駄にしないことを目標にした会社。

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https://www.imperfectfoods.com/

必要なものを選んで注文すると、パントリー形式で配送されてくる。
ネットで注文できる商品は、厳選された食材、廃棄されるはずだった野菜や果物、お菓子などの食品。
ただの在庫処分ではなく、環境に配慮した商品も購入できる。
肉や魚は、植物性代替肉や、責任をもった畜産業者など、SDGsに配慮した生産者のもの。
少し割高でも、環境に配慮した消費をするというニーズはあるはず。インパーフェクトは、価格はそのままで、持続可能な生産者の食品を家庭に届けることにこだわる。
配送する箱や梱包材、卵のパックなども翌週に回収してもらえる。

6位 Bowery

農業系のフードテック。

農業は世界の淡水の70%を消費する。
垂直農業の循環システムで使用する水を大幅に削減。

屋内型農業で農薬0、洗わなくて良い野菜を届ける。
種から消費者までの完全なトレーサビリティ
季節に関係なく供給可能

7位 Hello Fresh

日本でも利用可能なハローフレッシュは、食材の宅配サービス。
定番のメニューだけでなく、世界各国の料理キットや低カロリーキットも選択できる。

8位 Pivot Bio

Pivot Bioは農業系の企業。
明確なイシューとして窒素化合物の問題を掲げる。

窒素系の肥料は食糧生産を2倍に増加させたとされる。
しかし大量に使用されることで、地下水の汚染、酸性雨、光化学スモッグの原因となる。

窒素固定微生物が作物の根に豊富に定着し、作物の根元で小さなアンモニア生産施設のように機能し、合成窒素肥料の生産に伴う温室効果ガス排出の 99.5% を排除する
つまり、窒素系の肥料を撒く代わりに、根に定着する微生物の力で窒素を植物に供給するというシステム。

9位 Too good to go

Too Good to Go はフードロスにアプローチ。
飲食店で廃棄される食品を、「サプライズバッグ」としてお得な価格で企業から直接購入できる。

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10位 NotCo(ノッコ)

NotCoは次世代食品。
NotMilkが代表的で、代替食品による牛乳の生成を行う。

キャベツとパイナップルでフレーバー
豆でタンパク質
ひまわり油で甘みを強調し、消化のための繊維質を提供

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他にもチキン、バーガー肉の代替肉も手掛ける。

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