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なぜ仮想空間で言語学習するといいのか?

なぜ仮想空間?

Wikimedia Commons

近年、日本語を学ぶ学習者の関心は多様化し、一人の学習者でも複数の関心事項を持っていることが予想されます。

こうした状況では、画一的な教材ではなく、個々の学習者のニーズに合った教材を提供することが必要となります。

目標
・学習者のニーズに合った教材で学習意欲を高める
・「楽しさ」に動機づけられた、教室外での自発的な学習を誘発する

2020年以降、パンデミックにより、対面での語学学習、国外でのインターンシップ、海外での語学学習が困難な状況が続いています。

この研究では、仮想空間での語学学習を通じて、学習者が外国人と言語交流する機会を増やすシステムの構築を目指します。

仮想空間のメリット

現在想定している仮想空間での言語交流のメリットをざっくりと列挙すると以下のとおりです。

匿名性が高いので、恥ずかしさが少ない
・自分や相手の属性(性別、年齢、国籍、外見、容姿)による恐怖心が少ない
・レストランやバー、職場などの場面設定が瞬時に可能で、白けない有意味なロールプレイング
・レコーディング(録画)による振り返りとメタ認知の促進

こうした仮想空間の言語交流のシステム開発、
有意味な学習による自己開示や統合的な学習の動機づけを研究していきます。

仮想空間のデメリット

仮想空間での言語交流のデメリットは「発話時の口元が見えない」というもの。
ただ、この批判は言語獲得については当てはまるが、(第二)言語習得についても当てはまるかは微妙なところです。
また、学習期間によってもデメリットの質と量が異なりそうで、面白い研究テーマではありそうです。

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